journal, columnmy essentials by Chihiro Yoshii

#04 pidätのバードフィーダー


我が家を構成するものとして、近年重要な位置を占めているものに「自然物」があります。

数々の昆虫の標本(育てて命を全うしたものや、道に転がっていたもの、いろいろ)家族で訪れた秋川渓谷で持ち帰った石、野鳥の巣(犬が草むらから見つけてきた未使用品)。



もともと若いころから自然物には惹かれるものがあって、蝶の標本や鉱石など買い集めていたけれど(そういえば今も大切にしている古い苔の標本はdoinelで買ったものだったことを思い出した!)今の場所に移り住んでからは散歩をしているだけで、自然の恵みをお裾分けしてもらえてラッキーだなと思います。

とくにここ2,3年は息子の関心がそちらに向いたこともあり、一緒に小さな生き物たちを見つめているうちにぐっと自然への解像度が上がってきました。


いま夢中なのが野鳥。鳥ってなかなか間近では見られないけれど、毎日あちこちで歌を歌っていて、それらはみんな個性があって、どんな鳥が鳴いているのかなあって好奇心を掻き立てられます。

ちなみに市街地にも姿を多く見せるシジュウカラ。彼らは人間と同じように2単語以上の文章で仲間に情報を伝達するそう(それってかなり高度な能力!)ますます耳を澄ましちゃう!


去年は思い立って息子と夫でシジュウカラのための巣箱を作ったけれど、今はまだ空き家で(近所の自然愛好家の先輩、アンティークショップPetit Musée(プチミュゼ)の久保木さん曰く「巣箱はボロボロになったころに鳥がやってくる」と)、さらにこの冬から始めたいなと思っているのが、バードフィーダー。野鳥のための餌やり台です。

もの好き、検索好きの自分ですので、早速「bird feeder」で色々検索してみたところ、出てくる出てくるバードフィーダーの数々!

とくにハンドメイドの作品も多く出品されるEtsyでは、愛に溢れたチャーミングなバードフィーダーが多く見られます。

そういえばイタリアのferplast社やIMAC社の鳥籠やアクセアリーが可愛くて、むかし画像検索しまくったことを思い出した……。鳥を愛でると人間は優しい気持ちになれるのかもしれない。それがデザインにも反映されているように感じます。

ちなみにバードフィーダーで野鳥に餌を与えるのは冬の間のみというのがマナー。餌が自然界に豊富な間は、自力で食事を取る能力を奪わないため、だそうです。

もうしばらくは庭に吊るして、あの歌う鳥たちがその姿を見せてくれる日を、想像することを楽しみたいと思います。

 

自然を愛でるためのあれこれ


pidät / BIRD SILO

生産、出荷、使用と廃棄の過程まで、徹底した環境への配慮が自然愛好家に推せる北欧生まれのバードフィーダー。間近で見るとミックスカラーのコードもかわいく、さらにそれがゴムのように伸縮するので吊るすときにも便利で、すみずみまで気づかいの行き届いたグッドプロダクトだなと感じます。デザイナー自身が何年もかけて朝食を取りながら試作品で鳥の食性を研究したという性能にも期待しちゃう!

https://doinel.net/product/155103317

 

「NEST: Fifty Nests and the Birds that Built Them」 Sharon Beals著

鳥の巣ってなんてユニークで美しいんだろう。それに気付かせてくれたのは写真家Sharon Bealsの「NEST」。カリフォルニアの博物館や研究所のコレクションからピックアップされた50の鳥の巣を美しい写真として収めた1冊です。

 

Glority Global Group Ltd. / Picture This・Picture Bird・Picture Insect

植物を写真に撮ると何という種類のものか識別してくれるスマホアプリ「Picture This」。その鳥版・虫版が続くのが「Picture Bird」と「Picture Insect」です。草むらに「もやしが生えている!」と思ったら菌類だったり(ホウキタケ)イモムシ見つけて育てたいけど何をあげたら……というときなど、画像でぴたりと当ててくれるのでとても重宝しています。ちなみに鳥版は音声でも判別してくれるんだけど、それは画像ほどの精度はありません(それでも鳥が歌っているのが聞こえては録音して調べる日々であります、最近野鳥のさえずり図鑑なるものも買いました)

 

(つづく)

 


 

よしいちひろ
1979年兵庫県生まれ、東京都在住。女性の憧れや日常を、やわらかくみずみずしいタッチで描く作風が人気を呼び、雑誌や書籍、広告などで幅広く活躍。リラックス感がありながら、エッジのきいたファッションやもの選びにも注目が。2020年女性4名から成るディレクションユニットwitchi tai toを結成。
https://chihiroyoshii.com/

 
my essentials by Chihiro Yoshii
#01 綿棒
#02 骨董市で出会った水兵さん
#03 Chloéのタートルニット
#04 pidätのバードフィーダー
#05 Volkswagen Polo
#06 メンテナンスをすること

≫ journal topページ
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Text & Illustration & Photo:Chihiro Yoshii
Edit:Yuki Akase

update: 2021.09.17

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