journal, columnmy essentials by Taro Misako

#03 光を身につける

時計以外のアクセサリーってなんだか気恥ずかしくて身に着けたことが無かったのですが、昨年にdoinelのサイトで見かけたイヤーカフに一目惚れして、40歳の誕生日に勢いで購入してみました。
 

SIRI SIRI / EXCAVATION Single Ear Cuff Triangle CLEAR


コンテンポラリージュエリーブランド「SIRI SIRI」初のジェンダーフリーのイヤーカフです(残念ながらdoinelでは販売終了)。男性用のアクセサリーはなんとなくギラッとしたものが多かったり、女性用として販売されているものはサイズの問題や気恥ずかしさもあって手が出なかったけど、明確に「ジェンダーレス」と書かれていることに安心して注文したのでした。


三角柱の形のガラスを曲げたミニマルなデザイン。ゴールドなど金属製のものに比べると色も無色透明で、子供の頃に使っていた理科の実験器具のような無機質な形状も手伝って、どんな服にも合わせやすいと思います。


着用してみたところ。遠目に見ると何も着けていないように見えるけど、動くとガラスのエッジが光を反射してとても綺麗。光そのものを身に着けているような気持ちになれて、気分もなんとなく上向きになります。

男の人の服装ってどうしても地味になりがちなので、こういうワンポイントを入れることで「いいですね!」と話しかけてもらえるきっかけになったり、そこから始まるコミュニケーションも楽しいです。
 

agnès b. / Cardigan Pression


同じく男性向けのキラキラアイテムとして、取り入れやすいと思っているのがアニエスベーの定番、カーディガンプレッション。メンズは真鍮のゴールドのボタンが付いたものが一般的でしたが、女性向けだったパールボタンのバージョンが今はメンズにも展開されています。

スウェット素材だけど、パールボタンのおかげで少しだけ「きちんと感」が出るのも使いやすいし、秋冬はアウターの隙間からボタンを見せて着たりと着回しもしやすいです。

ボトムスは今季のUniqlo U・ウィメンズのスウェットパンツ。こちらもプリーツが入っていて、スラックスっぽく履けるのが気に入っています。グローバルブランドの商品は、男性でも着られるサイズのものも用意されていることに最近気付いてから買い物の幅が広がりました。
 

最近買った、ジェンダーフリーのあれこれ

こんな感じで、最近は男女共用や、サイズ展開が幅広いもの、色使いやシルエットが男性らしくないアイテムを好んで選ぶようになりました。

せっかくなので、最近買ったお気に入りたちを紹介したいと思います。
 

New Balance / XC-72 CB1


ニューバランスの最近のモデル、XC-72の今年の秋カラーです。パステル調の柔らかい色合いを、真っ青のシューレースが引き締めています。トリミングされた「N」マークはあまり目立たず、一見どこのブランドか分からないので、マニアの方が多いニューバランスは敷居が高くて手が出せない……という人の入門用にもおすすめです。

ソックスはシンプルなものでもいいのですが、あえてCOSのビビッドなグリーンを合わせて更にカラフルにしてみました。


左右非対称のソールもかわいいですよー!もちろんユニセックス展開です。秋冬はベージュと茶系のアウターが多いので、ぜったい合わせやすい!と思って購入しました。
 

Bernhard Willhelm / Tops


今の髪型にしてくれた顔なじみの美容師さんと話してたら、2000年代のデザイナーズブランドが良かったですよね〜と盛り上がって、そういえば好きだったな……と思い出した「ベルンハルト・ウィルヘルム」の名前でオークションサイトで見つけたこのトップス。

左右の脇は全開で、紐で結ぶだけのデザイン、Tシャツ素材だし秋に着るには寒くない?と思いつつ……。


今なら着こなせる!

寒かったので無印で買ったタートルニットを合わせてみました。目元にも少しだけオレンジ色を入れたりして遊んでいます。雑誌で見かける「デキる男」とは真逆の方向性ですが、僕はこの感じが好きです。

ベルンハルトのデザインはもともと性別を想定していないものが多いし、素材もカジュアルなものが多いからか古着だとお手頃なものが多いようなので、もう少し掘ってみようかなと思っています。
 

途中でやめる / Baloon Tops


いちばん最近買ったもの。編集者の林央子さんの著書『つくる理由 暮らしからはじまる、ファッションとアート』の表紙にもなっていた、既製品のリメイク服を低価格で販売するブランド「途中でやめる」のバルーントップスです。

デザイナーの山下陽光さんのインタビューを読んで興味を持っていたら、今は福岡にお住まいらしく、しかも近所で展示会をやってる!という情報を知って、すぐに買いに走ったのでした。

ピンク×バルーン袖で女性向けにデザインされているみたいなんだけど、オーバーサイズだったので184cmでもジャストサイズで収まりました。かわいいです。
 

「男らしさ」から「自分らしさ」へ

年齢を重ねるごとに、格好はこれ、持ち物はこれ、ライフスタイルはこれ……と、なんとなく「おじさん的」なテンプレートを意識してしまうようなシーンが増えている気がします。

そんな中で、自分のテンションに合ったものを探したり、身に着けたりすることで、心が軽くなったり、気分が上がったりするのを感じることは僕にとってとても大切なことです。

言い方を変えると「前向きに逃げる」みたいなイメージなんですけど(伝わるかな??)。「逃げる」つながりで、最後にイ・ラン×柴田聡子の『Run Away』という曲を紹介して終わります。

というわけで、次回は音楽の話です!!

(つづく)

 


 

三迫太郎
1980年福岡県北九州市生まれ。福岡を拠点に生活・アート・工芸に関わる分野でデザインワークを行うほか、zineレーベル「10zine」の運営、CINRA「HereNow Fukuoka」キュレーターなど、地域とデザインにまつわる様々な活動に携わっている。doinelのWebデザインも担当。
https://taromisako.com/

 
my essentials by Taro Misako
#01 マイク・ミルズとミランダ・ジュライ
#02 golden, golden, golden……
#03 光を身につける

≫ journal topページ
https://doinel.net/journal

 


 
Text & Photo:Taro Misako
Edit:Yuki Akase

update: 2021.11.26

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