A Journey at the End of the 19th Century
その香りひとつひとつに、想いの詰まったストーリーが紡がれている WienerBlut(ウィーナーブルート)のオードパルファム。フランツ・フェルディナント大公が、19世紀末のインド・ハイデラバードを訪れたことから着想された香り、PALAIS NIZAM(パレ ニザーム)をご紹介します。
大公はこの旅で当時世界で最も裕福だと考えられていたニザーム家を訪問しており、この香りはヴィンテージレザーと樫の木の気配を漂わせた植民地時代の記憶を呼び起こします。インディアン ダヴァナ(注:ヨモギの一種)と、サフラン、パチョリは、このクラシックなテーマにぴったりです。
まだまだ暑さの残るこの時期。かすかに秋の気配を感じながら、過ぎ行く夏を楽しむのに相応しいエキゾチックな雰囲気のオールドパルファムです。
トップノート:
コニャック、サフラン、プルーン
ミドルノート:
レザー、樫の木、ダヴァナ
ベース:
パチョリ、シトラス