interior & grocery

journal, living with "objects"from Helsinki
Hanni Koroma(3)
暮らすこと & 休日のこと

“objects” – アートやオブジェなどのように、生活必需品ではないけれどあるとなんとなくうれしいもの。
“objects” が身近にある暮らしやお仕事の様子を、ヘルシンキのアーティストやデザイナーの方々に伺いました。

1人めはヘルシンキのギャラリーショップ “Lokal” のインテリアも手がける空間デザイナーの Hanni Koroma さんです。


 

Profile / Hanni Koroma
空間デザイナー&家具デザイナー。美術大学卒業後、自身の空間デザイン事務所を構え、2017年に20周年を迎えた。数々の個人宅、オフィス、展示デザインなどの仕事の他に、アート作品も制作。2005年のフィレンツェビエンナーレでは「touched」という作品で受賞。2012年にオープンして以来、ヘルシンキのアートクラフトを紹介し続けている ギャラリー、Lokalのインテリアをデザインし、展示設計にも関わり続けている。また、Hanniの作品はLokalでも展示されている。


 

暮らすこと & 休日のこと
Arjesta ja harrastuksesta



ハンニが家具からデザインしたキッチンは、家の中でも最も彼女らしい空間と言えるかもしれません。調理台は古いオフィスで使われていた棚。そして、向かいにはニレの木で作った棚が並びます。今日はカレリアパイとお茶でティータイム。ネイビーのランチョンマットはトネリコの木で職人さんに作ってもらった大きなテーブルにもよく合います。「テキスタイルとみずみずしいブルーと白い陶器を合わせました。青と白、そして明るい色の木材はとてもフィンランドらしい組み合わせ」とハンニ。テキスタイルデザイナーだった祖母からの影響もあり、テキスタイルにはとても興味があります。

キッチンには祖母から譲ってもらった調理器具や木の入れ物が並びます。異なる木材がふんだんに使われたキッチン。木の器から、カゴ、棚など、異なる木材を思い切って組み合わせるのが好きだといいます。料理に関しては、あれこれ試してみるというハンニ。夏小屋で取れたきのこ、野生のハーブ、ベリーなどを使って 料理をするのが好きなのだとか。夏には、採れた野菜などを友達と物々交換することもよくあるそうです。ハンニの夫、トゥオマスも料理の腕には自信があります。働く女性が多いフィンランドでは、男性が家事に関わるのはごく自然なこと。ハンニが野菜担当、そして肉や魚は夫の担当なのだとか。作家が手がけた陶器をテーブルに並べて、テーブルセッティング。いつでも料理の色や形に合わせて、器を選びます。料理の美しさに興味があるというハンニは、日本の美しい料理に惹かれるのだそうです。

≫(1)家はラボラトリー
≫(2)心地よいインテリアへの小さなヒント
≫(4)今までの仕事、そしてこれからのこと

photo: Chikako Harada
edit & writing: Eri Shimatsuka

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update: 2019.03.07

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