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WienerBlut

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Alexander Lauber(アレクサンダー・ローバー)により 2009年にオーストリア、ウィーンに設立されたユニセックス フレグランスブランド 「WienerBlut(ウィーナーブルート)」 が日本初上陸、doinel 店頭にて2016年11月26日より、doinel online store では12月1日より先行発売しました。
「ウィーン気質」の意を持つ本ブランドは、1873年にヨハン・シュトラウス2世が作曲したワルツのタイトルでもあり、ウィーンに於いて史上稀にみる文化の爛熟を迎えた19世紀ウィーンのエッセンスを再現すべく、当時のレシピをベースに現代的な香りへと昇華させています。この度上陸したの4つの香りは、高価な天然原料を惜しみなく使い仕上げられたオードパルファムです。

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創業者でクリエイティヴディレクターのアレクサンダー・ローバーがインスピレーションの源とするのは、19世紀末のウィーンの街とその文化です。 ローバーを魅了してやまないのは、絵画・建築・音楽などさまざまな芸術文化が百花繚乱の様相を呈した、オーストリア=ハンガリー帝国時代のウィーン。グスタフ・クリムトやエゴン・シーレが濃厚な官能と死の雰囲気に満ちた絵で一世を風靡し、オットー・ワーグナーやヨゼフ・マリア・オルブリッヒがアール・ヌーヴォー的な建築で話題を呼び、ヨハン・シュトラウス2世やグスタフ・マーラーなどが壮麗な音楽を生み出した時代。その時代の快楽主義的なスピリットが「WienerBlut」には生きているのです。ブランドネームの「WienerBlut」は、ヨハン・シュトラウス2世が 1873年に作曲した有名なワルツ「Wiener Blut (ウィーン気質)」に由来。今なおこの街に息づく気質についてローバーは「オーパンバル※に代表される舞踏会シーズンのウィーンの文化にある祝祭性を見ればわかるでしょう? 私たちは楽しむことに対して非常に真剣なのです」と話しています。

※ ウィーン国立歌劇場で毎年2月に行われる舞踏会。ヨーロッパで最も格式高いダンス・パーティの一つに数えられる。

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ブランド設立当初は、かつてウィーンに実在した香水のレシピをたどりながら香りを構築していったというローバー。貴重な天然原料をふんだんに使って創り上げた香りのひとつひとつには、彼の想いが詰まったストーリーが。いずれの香りも知性と官能性を漂わせつつ、軽やかなつけ心地に仕上がっています。ローバー自身のコレクションにあったアンティークの香水ボトルや、ウィーンの薬局で使われていたボトルなどをモチーフに、ニューヨークを拠点とするオーストリア人アートディレクター、アレックス・ウィーデリンが現代的な解釈でデザインしたボトルにも注目。キャップの素材に採用したベークライトは19世紀後半に発見され、20世紀初頭から生産が始まったセルロイドに次いで古い合成樹脂で、温かみのある独特の質感がガラスボトルとマッチしインテリアとしても成立する佇まいです。

Alexander Lauber アレクサンダー・ローバー
米マサチューセッツ州のケープコッドに生まれ、イタリアのボローニャやオーストリアのザルツブルクなどを転々としながら育つ。広告業界でクリエイティヴディレクターとして働いた後、香水の道へ。2009年に立ち上げた「WienerBlut」は現在、ロンドンのリバティやトランク、ウィーンのロブマイヤー本店、ミラノのモノクルなど、厳選されたショップでのみ販売されている。「香水作りは私にとって、自分の思想やアイディアを表現し、人々と分かち合うための方法なのです。」
Alexander Lauber interview
http://doinel.net/special/alexander-lauber-interview

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(画像上段左から順に)

■HESPERIA (ヘスペリア)
19世紀末当時に人気のあった香りのひとつで、オレンジの温室への賛辞。当時は最も裕福な人間だけが珍しい柑橘類を集め、農園を経営することを許されていましたが、中でもマンダリンオレンジは長い間、最も高貴なものとして知られていました。マンダリンとセドラ(注:レモンの原種)の香りに始まり、同時に柘の木やジャスミン、杉に囲まれた庭の気配も感じさせます。
※HESPERIAとは、西方の地の意。古代ギリシャ人が西方の国を想像しヘスペリデス(女神)の園の伝説を生み出しました。

トップノート:マンダリン、セドラ
ミドルノート:咲き誇るオレンジの花、クローブの蕾
ベース:フランキンセンスレジン、柘、杉

■PALAIS NIZAM (パレ ニザーム)
フランツ・フェルディナント大公が19世紀末にインドのハイデラバードへ旅したことに着想を得た香り。そこで大公は当時世界で最も裕福だと考えられていたニザーム家を訪問しています。この香りはヴィンテージレザーと樫の木の気配を漂わせた植民地時代の記憶を呼び起こすもの。インディアン ダヴァナ(注:ヨモギの一種)と、サフラン&パチョリは、このクラシックなテーマにぴったりです。

トップノート:コニャック、サフラン、プルーン
ミドルノート:レザー、樫の木、ダヴァナ
ベース:パチョリ、シトラス

■NORD DU NORD (ノール デュ ノール)
現在では作られていない世紀末の香りにインスパイアされたもの。山林や松葉、雪や木々の新鮮な香り。冷たさと温かさの両方の要素を持っています。最初はペパーミントとユーカリの香りが優位を占めていますが、時間とともにとてもウッディでバルサミコのような香りに変化します。これは1800年代末、ウィーンの上流階級の人々が山間部で休暇を取り始めたことに由来したもの。当時、多くのグランドホテルや壮麗なヴィラが人里離れた村に建てられ、知的な社交場となっていたのです。

トップノート:ペパーミント、ユーカリ、冷たい水
ミドルノート:モミの針葉、シダーウッド
ベース:山苔、苔むした岩

■EX VOTO (エクス ヴォート)
オーストリア帝国の祭日であった聖体祭へのオマージュ。暑い夏の日にあっても涼しく静寂に包まれた、石の大聖堂の秩序をもたらします。3種類のフランキンセンス(乳香)、カモミールとナツメグという未精製の原料を使用。燃えた蝋燭の芯や、大理石の床の上を忍び寄ってくる冷たい煙のような香りを思い起こさせます。

※EX VOTOとは、願いが叶った時、教会への感謝と奇跡の証を込めて奉納する奉納物の意。

トップノート:ピンクペッパー、マスティック、フランキンセンスオイル
ミドルノート:フランキンセンスレジン(乳香樹脂)、シナガワハギ、ナツメグ
ベース:フランキンセンスパイロジェン、アンバーグリス、リグナムバイタ(緑檀)

ウィーナーブルート オードパルファム
容量:100ml
価格:28,080円(税込)

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