Transcend Preconceptions
既成概念を軽やかに書き換えるような、竹が描く洗練された輪郭を活かしたミニマルな造形。竹工作家 中村圭さんによる、Kei Nakamura の作品です。
竹の魅力が伝わるようなものづくりを目指して製作しているという中村さん。固くしなやかで凛とした竹特有の持ち味と向き合い、道具という概念にも縛られない美しさを見せる作品を制作しています。

カゴとしての最低限の要素は兼ね備えている、横ひごが入っていない「たてのカゴ」。小さい物はすり抜けてしまいますが、大きい物であればカゴとして機能します。

誰もが知っているボウルの形と印象を、できるだけ最小限の要素で表現したという「BOWL」。植物との相性も良く、空間に清々しい緊張感をもたらしてくれます。

編む竹ひごとは逆に、幅が狭く、厚みのある「柾(まさ)」という部材の魅力を活かした作品「MASA」。 主に縁に使われる脇役のような部材、そのかっこ良さを伝えたいという思いで作られました。所々竹の節をそのまま残しているので、上に置くものを点で支えます。鍋敷き以外にも、フラワーベースを置いたり、壁に掛けてウォールアートとしてもおたのしみいただけます。

しなやかに曲げられた細い竹と、同じようなフォルムの真鍮の脚を組み合わせた「入れられるカゴ」。機能はありながらも、竹の性質を生かした美しさと存在のおもしろさを優先させた、独自の造形です。

素材そのものの美しさが伝えられるように、編まずに仕上げた「SAKU」。二重底になっており、上の段は浮いているため置く場所や角度によって落ちる影や印象が変わります。









