kanehen として、身近に使える金属の品を制作する、宮島司緒里(みやじま しおり)さんによる卓上モビールです。
光を強く反射し過ぎない、程よい質感と色合いのモビールは、素材に輝度の低い真鍮を使用。熱により酸化した鈍い黄土色の真鍮に薄く蜜蝋を引いて仕上げたパーツは、素材自体の美しい質感や色合いを緩やかな経年変化で楽しむことができます。
ドローイング、真鍮の板を切り出すパーツづくり、組み立て、微調整といくつかの段階を経て作られるモビールの制作において、造形としての程よいバランスを探すことが最も重要だと語る宮島さん。
微かな風に角度を変え、連なったり、離れたり。自然な動力によって常に偶然の新しい景色を見せてくれるその様は、日常のシーンに馴染みながら、目に映るたびに心地よく好奇心を満たしてくれます。
【メンテナンスについて】
・モビールは主に酸化膜のあるマットな真鍮板でできています。通常のお手入れは特に必要ありません。気になる場合は乾いた布など柔らかいもので拭き取ってください。表面には変色防止として蜜蝋を薄く塗っていますが、研磨剤やスチールウールなどで磨くと、酸化膜が剥がれます。緩やかに経年変化して、黒っぽくなる場合があります。
◯発送日について
・こちらの商品は店舗より順次発送いたします。
通常の出荷よりお時間をいただき、発送には数日お待ちいただく可能性がございます。
ショッピングガイドに記載の出荷日とは異なりますので予めご了承ください。
・別の商品を同時にご注文いただいた場合、出荷場所により2個口となり、発送日が異なる場合がございます。
item details
内容:モビールのパーツ 7枚、支柱1本、ガラス台座
素材:真鍮(蜜蝋ワックス仕上げ)、ガラス
色:TAN
サイズ:
組み立て時... 約W28 x H23 cm
支柱… 約 15.5cm
ガラス台座... 約 φ6-7 x H 2.5-4 cm
・モビールは屋内設置を想定して作られています。屋外など強い風が直接当たるようなところには設置できません。
・モビールは薄い真鍮の板でできています。
鋭利なパーツもございますので、お気をつけてお取り扱いください。
・万が一落下しても安全な場所でお使いください。
kanehen
宮島司緒里(みやじま しおり)さんは、1998年に東京芸術大学大学院にて鍛金専攻を修了。2003年より kanehen として、身近に使える金属の品を製作しています。
素材と形に無理のないことを意識し、ものづくりに向き合っているという宮島さん。モビールはそれぞれの空間に置かれた植物のように、その場において自然な存在であることを目指して作られています。
一つ一つ真鍮の板を切り出し、加工し、微調整を重ねながら造形としての最適なバランスを探して作られるという kanehen のモビール。微かな風に角度を変え、連なったり、離れたり。自然な動力によって常に偶然の新しい景色を見せてくれるその様は、日常のシーンに馴染みながら、目に映るたびに心地よく好奇心を満たしてくれます。