どこか親しみやすい雰囲気を持つ、Marianne Huotari(マリアンネ・フオタリ)の作品。休日の過ごし方や、おすすめのフィンランドの楽しみ方などを尋ねると、彼女の優しく飾らない人柄が伝わってきました。
3. About days off and hobbies
休日や趣味について
−−− 休みの日はどのように過ごしていますか。作品制作以外の趣味などがあれば教えてください。
マリアンネ: 休日には、夫や友人と自然の中や海辺などをゆっくりと散歩したりします。美術館やギャラリーを訪れたり、カフェでお茶を飲んだりします。
−−− フィンランドで人気の花、またあなたが好きな花は何ですか。
マリアンネ: フィンランドの国花はスズランで、私の好きな花でもあります。繊細で恥ずかしがり屋で、謙虚なのです。フィンランドの庭で最も人気のある花はパンジーかもしれませんね。
−−− 旅行ができるようになったら、、日本には何度か来ていると思いますが、次に行きたい場所はどこですか。フィンランドで日本の人におすすめしたい場所も教えてください。
マリアンネ: 次に日本に訪れるなら、アートの島である直島に行ってみたいですね。それからリラックスできる温泉も恋しいです。
フィンランドは夏の間が一番いいです。湖畔のコテージで週末を過ごすのがおすすめですよ。ポーチで朝のコーヒーを飲み、森を歩き、リラックスしたサウナと湖での水泳を楽しむ。夏の明るい夜には遅くまで起きていて、火のそばに座って過ごす。そうすれば、フィンランド人の本質に触れることができると思います。
3回に渡りご紹介したマリアンネのインタビューはいかがでしたでしょうか。
彼女の作品展「Kukkatori – Marianne Huotari Exhibition 2021」は、doinel にて 2021年5月11日までの開催です。この機会に店舗と online store にて是非お楽しみください。
Interview with Marianne Huotari
≪ (1) About works −ものづくりについて
≪ (2) About Arabia −アラビアについて
(3) About days off and hobbies −休日や趣味について
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Marianne Huotari (マリアンネ・フオタリ)
1986年生まれ、フィンランド ヘルシンキを拠点に活動するセラミック/テキスタイルアーティスト。”Arabia Art Department Society”のメンバーとしてアラビアのアトリエで制作している。並外れた細部へのこだわりと絶妙な色彩センスが特徴で、その活動は多彩なアートやデザイン作品の制作にとどまらず、フィンランドのテキスタイルブランドである「Finarte」のアートディレクターとして、日常使いのためのテキスタイルデザインも手掛けている。代表作品でもある細かな陶パーツをワイヤーで繋げた「ceramic wall rugs」は、フィンランドの伝統的な毛織物「リュイユ」にインスピレーションを受けたもの。本来リュイユに用いられるウール素材を陶に置き換えることで、伝統への敬意を込めながら、現代的な解釈によって独自の作品制作を続けている。
https://mariannehuotari.fi/
https://www.instagram.com/mariannehuotari/