
Fine Existing Line between Functionality and Sculpture
線路のように並べると有機的な曲線が生まれるオブジェ。構成するのは、イギリスを拠点に活動するアーティスト Natascha Madeiski (ナターシャ・マデイスキー) によるソープホルダーです。
ナターシャは建築、彫刻、照明、共同制作のパブリックアート、高度な製造と加工に関する独自の研究など、マルティプルなプロジェクトを展開。学生時代に学んだ建築をバックグラウンドに、大学で建築を教える傍ら、多岐にわたる分野で活動しています。
単体でも、繋げてもユニークな存在感を放つソープホルダーは、つややかな陶器の質感と柔らかなフォルムの対比が印象的。石鹸置きとしてだけでなく、オブジェとして置いておくだけでも魅力的なアイテムです。
それぞれ微妙に形が異なるのも愛着が湧くポイント。リングなどのアクセサリーを乗せて、インテリアの中で小物をディスプレイしても映えそうです。
機能がないようであるような、境界線を漂う曖昧で自由な存在。何か新しい気づきを与えてくれそうな、彫刻的なソープホルダーです。