In a Quiet Forest
まるで窓の外にフィンランドの静かな森が広がっているような一枚の絵。フィンランドのイラストレーター / アーティスト Matti Pikkujämsä(マッティ・ピックヤムサ )が、秋から冬に向かう時期特有のひっそりとした森の情景を描きました。少しずつ色をなくしていく森には雪の明るさもまだ無く、どことなく憂鬱。そんなメランコリックな気分の中に宿る美しさが、穏やかでユーモラスな視点で表現されています。
テキスタイルのパターンのようなリズミカルな心地よさを生み出す、画面いっぱいに描かれた様々な木々。Marimekko 他、いくつものブランドでテキスタイルデザインを手がける Matti らしさを感じられる森の表現です。そしてどの絵の中にもどこかに森の生き物が潜んでいます。
透明水彩の作品 “Assemble” Painting Works の軽やかさとはまた異なる、密度のある表現と強い存在感が魅力。キャンバスはそのまま壁に掛けたり、立て掛けたり。部屋の好きな場所に自在に景色を現します。