Rounded, Slightly Unexpected
丸みを帯びたやさしいフォルムに、ひび割れのような質感。穏やかな意外性が心地よい、陶芸家 鏡原愛莉(かがみはら あいり)さんの作品です。
素材を生かし、作り込みすぎず、作品に少しの余白をもたせることを意識しているという鏡原さん。料理を盛る・花を生けることで100になるように、強調し過ぎない、だけど、しっかりとした作品を制作したいという思いでものづくりをしています。
ぽってりとしたフォルムに繊細なディティールの「ポット」。両手で包みたくなる球に近い形で、独特な質感を存分に堪能できます。
フラットな造形の「15cm 丸プレート」。食器としてはもちろん、アクセサリートレイやキャンドルプレートとしてもお楽しみいただけます。
地表のひび割れのような、土の原初的な質感を宿しつつ、ふっくらとした造形からおだやかな空気を漂わせている鏡原さんの作品。載せる食材や生ける花との間にはっきりと境界線を引かないニュートラルな佇まいは、自然と空間に馴染みます。