Link between Time and Scent
ブルーグレーのガラスはブラウン管テレビのディスプレイを用いたもの。廃材や再生素材を用いたデザインプロダクトのプロジェクト wa/ter による、「INCENSE STAND」です。
wa/ter は、時代によって消費されない持続的な価値創造を志して立ち上げられたプロダクトブランド。建築設計やインテリアデザインを担う立場を通じて、短期的なサイクルで大量の廃棄物を生み出す都市開発に疑問を感じたことをきっかけにスタートしました。
新しい循環への転換点をデザインすることをコンセプトに生み出す、廃材や再生素材を用いたプロダクト。自然との共生を想う視点なども交えながら、時代を超えて愛されていくものづくりを考え続けています。
「INCENSE STAND」は波紋を思わせるガラスのお香立て。ブルーグレーのカラーは時代の変化と共に忘れさられたブラウン管テレビのディスプレイから、またライトイエローグリーンのカラーは LED の普及によって社会から消えていく蛍光灯の再生ガラスから作られています。
廃材のガラスから不純物を取り除き再度溶かし固めることで、それぞれの必然的な色合いを持ったプロダクトに生まれ変わった「INCENSE STAND」。私たちの暮らしに灯りを灯しつづけてくれた工業製品に、人々の目に留まる美しいオブジェとしての新たな価値が宿り、普遍的なものとして再成型されています。
「HEAR」は、心をしずめて自分の内側に耳を傾ける、香りを「聞く」約 15分間の時間をデザインしたお香。香りを通じて、五感を研ぎ澄まし、内なる思考を楽しむ時間を共有します。忙しく過ぎていく毎日に、香りによって自信と繋がる時間を取り入れてほしいという、wa/ter ならではの提案です。
過去の思い出が蘇ったり、心がリラックスしたり、その作用によって過ごす時間を有意義なものにできる香りという要素。wa/ter は実態のない時間と香りの結びつきを大切にすることで、生活を豊かにすることができると考えています。