
As Part of Everyday Life
ミニマルで完璧なフォルムに透明度の高い無鉛クリスタル。”Quiet Beauty” の追求を自身の哲学とするデザイナー、Deborah Ehrlich によるグラスウェアです。
ニューヨークのハドソンバレーにスタジオを構えるデザイナー Deborah Ehrlich。”Quiet Beauty” の追求を自身の哲学として、クリスタルを用いたシンプルで高品質なガラス製品をデザインしています。この美しいグラスを特別な日のために取っておくのではなく、日常の一部として毎日使って欲しいと語る Deborah。水を飲む行為ひとつにも満足感を感じることができそうです。
元々は彫刻家として学び、その後デンマーク コペンハーゲンにて吹きガラスを習得。1990年代後半より、クリスタルを素材にシンプルで高品質なガラス製品をデザインしています。
デザインにあたって、まずはニューヨークのスタジオにて鉛筆、定規、紙という最も基本的な道具を使い、建築的で正確な図面を引くという彼女。その図面を元にスウェーデンの職人がグラファイトで型を作り、熟練したガラス職人の手吹きによって仕上げられます。薄手のリップは一つ一つダイヤモンドでカットされ、手で磨き込まれたもの。口当たりがよく、飲み物すべてがおいしく感じられます。
透明度や手にした時の重み。華やかさとは対極のミニマルな佇まいでありながら、完璧なプロポーションを追求して作られたことが随所から伝わるグラスウェアは、日々の中で手に取るほどに心を満たしてくれそうです。