Rich Weaving with Vintage Shuttle Loom
北アイルランド、 Mourne Textiles(モーン テキスタイル)のスカーフの生産に用いられているのは、Hattersley Loom(ハッタースリー・ルーム)というヴィンテージの織り機。約100年前に英国で開発された足踏み式の織り機で、電気を使わない人力による「手織り」として分類されています。電動の機械織りによる均質な美しさとは異なる、柔らかく表情豊かな織り上がり。イギリスのミッドセンチュリーデザインを彩った織物は、現役のプロダクトでもあり続けています。
創業者のゲード・ヘイ-エディは、イギリスのミッドセンチュリー期を牽引したロビン・デイやテレンス・コンランなどとのコラボレーションを長年に渡り実現。彼女の母国であるノルウェーのスカンジナビアデザインがルーツになったデザインと技術は、現在もなお歴史と伝統を守りながら孫のマリオによって受け継がれ、工房では熟練した技術を持った職人が古い織り機で作り続けています。
織りのデザインと風合いそのものを引き立たせる抑えた色合いもエレガント。時代を超えて人々を魅了し続ける、モダンで洗練されたパターンと高い品質のテキスタイルです。