Wandering In Metsä
あらゆる生命がうごめいているような、怪しくも美しい森。フィンランドのイラストレーター / アーティスト、Matti Pikkujämsä(マッティ・ピックヤムサ)によるペインティング作品‘Metsä(メッツァ)’です。
フィンランド語で森を意味する Metsä。鬱蒼とした森を幻想的な色彩で表現したペインティング作品です。
複雑なパターンのテキスタイルの一部を切り取ったような連続性を感じる構成。水彩ならではの滲みや色の重なりを生かした画面は、平面的な中に不思議な奥行きも感じさせます。
おおらかな滲みの色面と、目を凝らすと見えてくる細かな線での描き込みの対比も魅力的です。
スプレーの色面と細かい枝の描き込みを組み合わせ、終わりの見えない朧げな森の雰囲気が表れている作品。
針葉樹や落葉した木々、紅葉、地を這う苔、名も知らぬ小さな生物。折り重なる美しい色彩で様々な森の表情を感じさせてくれます。