Subtle Colors And Textures
薄く透ける白、マットな白、粒状の白、「白」一言では表現できない表情豊かな色と質感のガラス。ガラス作家 八木麻子さんのプレートです。
プレート、ジュエリー、オブジェ、花器など、やわらかな色彩と質感を楽しめる作品を発表している八木麻子さん。あえて色ムラを出したり削ったり、様々に手をかけてガラスの繊細な色表現を広げています。
板ガラスを用いた「キルンワーク」という技法により、手に触れた時のマットな質感や細やかなグラデーションなど、質感や色のニュアンスをコントロールして作られています。※キルンワーク:ガラスを組み合わせて電気炉に入れ加熱し、変形・融着させる手法
ガラスの技法としては吹きガラスなどに比べて一般的には認知度が高くはないキルンワークで、ガラスの色を軸として制作。通常ガラスと聞いて思い浮かべるツヤや透明感ではなく、マットで微かな凹凸のあるテクスチャーで見せる色にこだわり制作しています。
複数のパーツを組み合わせて溶着させることで、パッチワークのような色の組み合わせの楽しさも生み出しています。
フォルムやモチーフの、切り絵や版画を思わせる二次元的な軽やかさと、板ガラスの確かな厚みとボリュームの取り合わせが印象的。のせるものとの組み合わせを考えることも楽しいプレートです。
▼受注作品一覧はこちらから(6月24日(土) 12:00オープン)
https://doinel.net/product/brand/asako-yagi
6月24日(土)12:00 – 7月4日(火) まで、期間内であっても上限達し次第受付終了します。