Being Beautiful Elements
自然食品専門店を営む父 リチャード・オースティン、インテリアデザインや広告業界でキャリアを積んだアートに造詣の深い娘 ベッシー・オースティン。父娘によるオーガニックブランド、Austin Austin(オースティン オースティン)。オーガニック認証や香りなどアピールポイントになるはずの内容よりも先に、目にしてまず受ける印象は、ものとしての美しさ。生活空間に置くものはインテリアとして考えるべきという、ベッシーの考えが反映されています。
ヨーロッパ発の世界統一基準であるオーガニック認証 COSMOS ORGANIC を全てのアイテムで受けている Austin Austin。当初、父であるリチャードや周りからは、強い訴求となるオーガニックや成分的な情報をパッケージ前面でアピールすべきという意見が多かったものの、ベッシーの考えを曲げずに形にして、それが結果的に好評を得られたのだとか。リチャードはそれ以来、審美的なことについてはベッシーに任せることにしたのだそう。
印象的なパッケージのグラフィック。よく見ると、ハンド、ボディ、ヘアと、内容を表す絵が描かれています。二組の素敵なカップルのようにも見えるハンドのセット、ヘアのセットは、それぞれペアで並べた時の調和も考えられているそう。機能だけではない、美しい存在としてのプロダクトです。