2025年 7月 11日(金) より、doinel にて、岡山を拠点に活動する陶芸家、吉村和美(よしむら かずみ)さんの作品展を開催いたします。
鮮やかな色合いからやわらかで微妙なトーンまで、軽やかで自在な色彩感覚を特徴に、半磁器土を素材に用いてロクロで制作をしている吉村さん。マットな釉薬を使うことで、艶や反射のない穏やかさの中に色彩を表現しています。
手に取りやすい柔和な手触りと端正なフォルムは、程よい重さと厚み、色と形のバランスを考慮して作られたもの。釉薬の流れた跡や偶然に生まれた濃淡など、安定感の中に一期一会の有機的な美しさも宿しています。
今回の展示では、吉村さんならではの豊かな色合いの中に清涼感を感じるブルー系の濃淡を効かせたラインナップを予定しています。
花々や苔の色、湧き水や海、晴れ渡る空など、自然の中の風景が思い起こされるような器。組み合わせによる色の響き合いも楽しい作品です。
ぜひ直接お手にとって、釉薬の濃淡で生まれる表情もご覧ください。
吉村和美 作品展
会場:doinel (ドワネル) 東京都港区北青山 3-2-9
会期:2025年 7月 11日(金) – 7月 22日(火) 12:00 – 19:00
※最終日 7月 22日(火) は 17:00閉店
◯ご来場前にご一読ください。
・状況により店内の入場制限を行い、整理券を配布する可能性がございます。
・作品の購入制限を設けさせていただくことがございます。
・展示作品のお取り置き、ギフトラッピング、ご配送は承れません。
・お支払い方法は現金とクレジットカード、QR決済(PayPay)、交通系電子マネーなどがございます。
◯ 7月 10日(木) は設営のため休業いたします。
<吉村和美さん 在店予定>
7月 11日(金) 時間未定
※在店日時は予告なく変わる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
吉村和美(よしむら かずみ)
岡山を拠点に制作活動を行う陶芸家。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、益子町の製陶所に勤務、2002年に独立・築窯しました。鮮やかな色合いからやわらかで微妙なトーンまで、自由さを感じさせる軽やかな色彩感覚を特徴に、半磁器土を素材に用いてロクロで制作をしている吉村さん。マットな釉薬を使うことで、艶や反射のない穏やかさの中に色彩を表現しています。様々な色合いを受け止める安定感のあるフォルムは、程よい重さと厚み、色と形のバランスを考慮して生み出されたもの。食材の映える色、全体的な色のトーンなどを意識した作品は、それぞれに豊かな表情と心地よいおおらかさを宿しています。「日常の中で楽しく、気兼ねなく使っていただけると嬉しい」と語る吉村さん。端正かつ手に取りやすい柔和な形状と、心に寄り添う色合いを持ち合わせた作品には、独特の明るさと優しさを感じることができます。
https://www.instagram.com/yoshibow36/