2025年 4月 18日(金)より doinel 常設スペースにて、「Wall Decor by Finnish Artists」と題し、3組のフィンランドのアーティスト、Jenni Rope(イェンニ・ロペ)/ Marianne Huotari(マリアンネ・フオタリ)/ Matti Pikkujämsä(マッティ・ピックヤムサ)による壁面を彩る作品を展示いたします。
絵画、モビール、パターンデザイン、アーティストブック、パブリックアートなど、多彩な活動を行うアーティスト Jenni Rope(イェンニ・ロペ)。平面作品は動きを感じる鮮やかで大胆なストロークが印象的。直感的なプロセスに基づく構成が、力強く、軽やかに、見る者の視線をとらえます。
「Arabia Art Department Society」のメンバーとしてアラビアのアトリエで制作するセラミックアーティストであり、フィンランドのテキスタイルブランド「Finarte」のアートディレクターとしても活躍する Marianne Huotari(マリアンネ・フオタリ)。織物のように細かなディティールを重ねて形作るセラミック作品や、やわらかで豊かな色彩が特徴です。
イラストをメインに、絵本、テキスタイルパターン、新聞の挿絵、各企業とのコラボレーションプロダクトなど、幅広く活躍するイラストレーター/アーティスト Matti Pikkujämsä(マッティ・ピックヤムサ)。カットした合板を着彩とコテによる焼き付けで彩る壁掛け作品や、水彩のペインティング作品の中から、春夏の気分に合うやわらかな色彩の作品を展示いたします。
Wall Decor by Finnish Artists
Jenni Rope / Marianne Huotari / Matti Pikkujämsä
会場:doinel (ドワネル) 東京都港区北青山 3-2-9
会期:2025年 4月 18日(金) – 4月 29日(火) 12:00 – 19:00
※最終日 4月 29日(火) は 17:00閉店
◯ご来場前にご一読ください。
・展示作品のお取り置き、ギフトラッピングは承れません。
・お支払い方法は現金とクレジットカード、QR決済(PayPay)、交通系電子マネーなどがございます。
◯ 4月 17日(木) は設営のため休業いたします。
Jenni Rope イェンニ・ロペ
1977年生まれ、ヘルシンキを拠点に、絵画、モビール、パターンデザイン、アーティストブック、パブリックアートなど、多彩な活動を行うアーティスト。The University of Arts and Design Helsinki にてグラフィックデザインを学び、Academy of Fine Arts of Uniarts Helsinki にてペインティング で Master of Fine Arts (MFA)取得。
筆の跡が流れ、曲がり、折り重なる、大胆なストロークのペインティングや、空間を彩るモビールなど、鮮やかな色と動きの組み合わせが印象的な Jenni の作品。直感的なプロセスに基づく構成が、力強く、軽やかに、見る者の視線をとらえます。
近年の主な個展にヘルシンキ Galerie Forsblom、トゥルク Turku Art Museum、グループ展にヘルシンキ MUJI Small Gallery、Lokal、ベルリン Galleria Snow、他。Helsinki Art Museum 他に作品収蔵。Marimekko や Vimma へのパターンデザイン提供、ホテルなどへのパブリックアート設置も多数。
https://www.instagram.com/jennirope/
Marianne Huotari マリアンネ・フオタリ
1986年生まれ、フィンランド ヘルシンキを拠点に活動するセラミック/テキスタイルアーティスト。「Arabia Art Department Society」のメンバーとしてアラビアのアトリエで制作している。並外れた細部へのこだわりと絶妙な色彩センスが特徴で、アートやデザイン作品の制作にとどまらず、フィンランドのテキスタイルブランドである「Finarte」のアートディレクターとして、日常使いのためのテキスタイルデザインも手掛けている。代表作品でもある細かな陶パーツをワイヤーで繋げた「ceramic wall rugs」は、フィンランドの伝統的な毛織物「リュイユ」にインスピレーションを受けたもの。本来リュイユに用いられるウール素材を陶に置き換えることで、伝統への敬意を込めながら、現代的な解釈によって独自の作品制作を続けている。「ロエベ クラフト プライズ 2022」ファイナリスト30名に選出。
https://www.instagram.com/mariannehuotari/
Matti Pikkujämsä マッティ・ピックヤムサ
1976年生まれのイラストレーター/アーティスト。へルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)でグラフィックデザインを学ぶ。ヘルシンキを拠点に、雑誌のイラスト提供や絵本作家として活動し、ヘルシンキの新聞社 Helsingin Sanomat で毎週日曜版の風刺画を手がけるなど多方面で活動。フィンランド国内をはじめ日本でも個展を開催し、作品やプロダクトを発表している。自身によるウォールパネルの作品はヘルシンキのアートギャラリー / ショップ LOKAL、artek で展示販売、独自のスタイルで描くライブペインティングのポートレイトも人気。Marimekko、Samuji、Lapuan Kankurit などのフィンランドブランドにてテキスタイルデザインも手がける。2013 年児童書の質とレベルの向上を目的として、児童書イラストの価値や技術に貢献したイラストレーターに贈られるルドルフ・コイブ賞受賞。2015 年 ポートレートなどの活動が評価され、フィンランド国家芸術賞 (イラストレーション部門 ) 受賞。フィンランドイラストレーション協会によるイラストレーター オブ ザ イヤー2019 アワード受賞。2020 年 12 月 小学館より共著「CupofTherapy いっしょに越えよう」刊行。
https://www.instagram.com/mattipikkujamsa/