doinel 外苑前店舗にて、2022年 2月26日(土) から 3月15日(火) まで、フィンランド ヘルシンキのセラミックスタジオ UDUMBARA（ウドゥンバラ）と、同じくヘルシンキを拠点に活動する陶芸家／デザイナー Saija Halko（サイヤ・ハルコ）をご紹介します。
Eva Spoof（エヴァ・スプーフ）によるセラミックスタジオ、UDUMBARA。フィンランド南西部のクルテラで採取された純国産の赤土を用いて、ランプや彫刻、フラワーポットなどの陶製品をハンドメイドで製作しています。今回は、フィンランドのアンティーク専門家により未来のコレクターズアイテムとしても期待されている、UDUMBARAのクラシックモデルをご紹介します。
Saija Halko もまた素材にフォーカスし、手作業での陶磁器の小規模生産に取り組む作家。素材への深い造詣と実践的な手法に基づき、彫刻的な存在感と静謐な雰囲気を持ち合わせた陶磁器の制作に力を入れています。
今回は「Flowerpot + Vase from Finland」と題して、UDUMBARA のフラワーポットと、Saija Halko によるフラワーベースをメインとした作品をご紹介します。
Saija Halkoは繊細な配色が美しい曲線を引き立てる、静かで洗練された佇まいの作品が並びます。
天然の粘土の素朴な個性と豊かな手触りにあふれた UDUMBARA のフラワーポットは、渋谷区西原のフローリスト Forager（フォレジャー）に一部植物の植え込みをお願いし、すぐにお持ち帰りいただけるグリーンとともにご紹介します。
暖かな春を控え、居心地の良い時間や空間を整えたい時期。フィンランドの作り手から感じられるポジティブな空気を、ぜひこの機会にご体感ください。
UDUMBARA / Saija Halko
Flowerpot + Vase from Finland
会期：2022年2月26日(土)-3月15日(火) 12:00 – 19:00 水曜定休
会場：doinel ( ドワネル ) 東京都港区北青山 3-2-9
UDUMBARA
UDUMBARA（ウドゥンバラ）は、ヘルシンキ カッリオを拠点にするEva Spoof（エヴァ・スプーフ）によるセラミックスタジオ。フィンランド南西部のクルテラで採取された純国産の赤土を用いて、ランプや彫刻、フラワーポットなどの陶製品をハンドメイドで製作しています。
用いる原料は透明性のある生産背景で調達された地元のもの。フィンランド産の天然の赤土は複雑な加工を必要とせず、太陽光発電による電力を利用しながら低温で焼成されます。また過剰な生産を求めずに手作業で少量のシリーズを製作しています。
環境や社会に配慮した温かみのあるプロダクトは、土の素朴な個性と豊かな手触りにあふれ、使い込むほどに美しさを増していきます。
https://udumbara.fi/
Saija Halko
Saija Halko（サイヤ・ハルコ）はヘルシンキを拠点に活動する陶芸家／デザイナー。素材への深い造詣と実践的な手法に基づき、静謐な雰囲気を持ち合わせた陶磁器の小規模生産に力を入れています。
「モノは単に素材のみで構成されるものではなく、感情を伝え、物語を語り、人々や歴史と結びつけてくれる重要な存在である」と考える Saija。彼女自身が素材に触れながら経験するのと同じように、彼女の生み出すオブジェもまた、ゆっくりとした静寂の感覚を伝えるものにしたいと語ります。
柔らかな曲線が描く彫刻的なフォルムと、微妙な色合わせが生み出す心地よい配色。程よくマットな質感が映し出す穏やかな陰影が、日常のシーンに溶け込む静かで洗練された佇まいを引き立てています。
http://www.saijahalko.com/
Forager
Forager（フォレジャー）は、渋谷区西原に店舗を構える、季節のひかりと花の作用にフォーカスした生花店。ささやかだけれど魅力の高い花々を中心に、ジェンダーフリーな花の景色を提案しています。
https://www.instagram.com/forager_nishihara_tokyo/
