フィンランド ヘルシンキを拠点に活動するアーティスト Marianne Huotari(マリアンネ・フオタリ)。陶の壁掛け作品 “Ceramic Flowers” が春らしい色合いで届きました。
日本のインテリアにも合わせやすいやさしい色使いと、マットからツヤまで繊細な幅を持った質感。離れて見ても近くからでもそれぞれ楽しめる陶の花々。1点で飾るのはもちろん、複数の組み合わせもおすすめです。
彫刻的な存在感とともに、テキスタイルのような親しみやすさを持ち合わせた “Ceramic Flowers”。一枚一枚手作業で形作った小さな陶のパーツを重ね合わせ、微妙な色彩に焼き上げた作品は、枯れることなく無限に咲き誇る花々によって観る者を魅了したい、というマリアンネの想いから生まれました。あえて指紋を残した花弁のディテールからは微細な息づかいが感じられ、時間と手間を掛けて紡がれたその連なりは、しなやかで普遍的な美しさを宿しています。壁の上で立体的に咲く陶の花は、細部へのこだわりと絶妙な色彩センスがユニークな存在感を放ち、空間と調和する詩的な佇まいからは花本来のピュアな慎ましさも感じられます。他にはないマリアンネの繊細な世界観を、ぜひ日常の中でお楽しみください。
Marianneの作品はこちらからご覧ください。
https://doinel.net/product/brand/marianne-huotari
Marianne Huotari / マリアンネ・フオタリ
1986年生まれのフィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するアーティスト。デザインスタジオ STUDIO smoo主宰。”Arabia Art Department Society”のメンバーとしてアラビアのアトリエで制作している。並外れた細部へのこだわりと絶妙な色彩センスが特徴で、その活動は多彩なアートやデザイン作品の制作にとどまらず、フィンランドのテキスタイルブランドである「Finarte」のアートディレクターとして、日常使いのためのテキスタイルデザインも手掛けている。代表作品でもある陶器製のウォールラグは、フィンランドの伝統的な毛織物「リュイユ」にインスピレーションを受けたもの。本来リュイユに用いられるウール素材を陶に置き換えることで、伝統への敬意を込めながら、現代的な解釈によって独自の作品制作を続けている。
https://www.instagram.com/mariannehuotari/
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