2020年4月24日(金)より doinel online store にて、フィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するアーティスト Marianne Huotari(マリアンネ・フオタリ)の作品を販売いたします。
ヘルシンキの由緒ある「Arabia Art Department Society」に所属し、陶器製作品などを制作しているマリアンネ。並外れた細部へのこだわりと絶妙な色彩センスによって生み出される作品は、自身のルーツであるフィンランドの伝統的なテキスタイル “リュイユ (Ryijy)” に触発されたものなど、伝統に対する深い敬意と現代的な解釈がベースとなっています。
今回ご紹介する壁掛け作品「Ceramic Flowers」は、一枚一枚手作業で形作った小さな陶のパーツを重ね合わせ、微妙な色彩に焼き上げたもの。枯れることなく無限に咲き誇る花々によって、観る者を魅了したいというマリアンネの想いから生まれました。
時間と手間を掛けて紡がれることにより、普遍的な美しさを宿しているマリアンネの作品。あえて指紋を残した花弁のディテールからは繊細な息づかいが感じられ、その連なりが生む強い存在感には、彼女のしなやかなまなざしが反映されています。
彫刻的な存在感とともに、テキスタイルのような親しみやすさを持ち合わせたマリアンネの「Ceramic Flowers」。花のように空間と調和する詩的な佇まいを、ぜひお楽しみください。
▼Marianne Huotariの作品はこちらから
https://doinel.net/product/brand/marianne-huotari
Profile
マリアンネ・フオタリ Marianne Huotari
1986年生まれ。フィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するアーティスト、デザインスタジオ STUDIO smoo主宰。2020年現在はヘルシンキの由緒ある「Arabia Art Department Society」に所属。並外れた細部へのこだわりと絶妙な色彩センスが特徴で、その活動は多彩なアートやデザイン作品の制作にとどまらず、フィンランドのテキスタイルブランドである「Finarte」のアートディレクターとして、日常使いのためのテキスタイルデザインも手掛けている。
代表作品でもある陶器製のウォールラグは、フィンランドの伝統的な毛織物「リュイユ」にインスピレーションを受けたもの。本来リュイユに用いられるウール素材を陶に置き換えることで、伝統への敬意を込めながら、現代的な解釈によって独自の作品制作を続けている。
https://www.instagram.com/mariannehuotari/
http://studiosmoo.com/