茨城県石岡市を拠点に活動する陶芸家 西村峰子(にしむら みねこ)さんによる「土瓶(L)」です。
忙しい日々の中、一息つくお茶の時間は、疲れを優しく受け入れ、静かに次へ向かう力をくれる。
そんな時間に寄り添う、穏やかな器を制作したいと西村さんは語ります。
柔らかな曲線を描いた立ち姿が印象的な土瓶。
自然な丸みの本体に呼応するフォルムの真鍮の持ち手も、西村さんの手によって形作られたもの。お茶を注ぐ際の所作に美しさを加える、端正な持ち手です。
釉薬と素地の収縮率の差により生じる貫入も作品の魅力のひとつ。長く使ううちに骨董のような経年変化をお楽しみいただけます。
やさしい色合いや、柔らかくも凛とした佇まいが印象的な西村さんの作品。卓上に置いておくだけで絵になるシルエットは、視覚的にも安らぎを与えてくれます。
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item details
カラー：white, black
素材：陶器
サイズ：直径 約 12 cm、持ち手を含めた高さ 約 17 cm
容量：満杯での計量で約500-550ml（汲出4-5杯相当）
・電子レンジ、直火、食器洗浄機でのご使用はできません。
・ご使用前の目止め処理は不要です。水に通すだけですぐにお使いいただけます。
・器の底がザラついているため、テーブルの上で器を引きずると傷がつくことがあります。気になる場合は、砥石やサンドペーパーで磨いてください。
・毎回ご使用前に水にくぐらせ、ご使用後は早めに洗い、十分乾燥させて下さい。濡れたままにしますと、シミやカビなどの原因となります。
・土瓶の持ち手は外すことはできません。器を洗ったあとは水分を拭き十分に乾燥させてください。
・使い込むうちに貫入(ヒビ模様)が生じますが、特徴としてご理解ください。
Mineko Nishimura
茨城県を拠点に活動する陶芸家。2015年に茨城県工業技術センター窯業指導所を卒業後、笠間市にて独立しました。
地元の素材を使うことを軸に制作を続ける西村さん。作品には笠間の土と、自身の研究で完成させた、オリジナルの釉薬を使用しています。
やさしい色合いや、柔らかくも凛とした佇まいが印象的な西村さんの作品。骨董のような風情になるようにと、あえて貫入が入るように制作されているため、経年変化を楽しめるのも魅力のひとつです。
「忙しい日々の中、一息つくお茶の時間が好きで、それに合う穏やかな器を制作していきたい」と語る西村さんの作品は、自然と手に馴染み、毎日のお茶の時間に安らぎを与えてくれます。
