11月、冬への入り口。
東京も晩秋の気配が色濃く、
木枯らしが吹いて、doinel が店舗を構える外苑前も
紅葉した落ち葉が舞うようになってきました。
開催中の Matti Pikkujämsä 作品展も、
フィンランド語で「11月」を意味する ‘MARRASKUU’ のタイトルの通り、
寒さの増す外の様子に呼応して、鳥たちの冬支度が進んでいるように感じられます。
南へ向かう渡り鳥や、夕暮れに寝床を探す鳥の群れ。
3時を指す時計台の針。
11月のフィンランドは、午後3時台に日が落ちるそう。
雪が降り積もる前の 11月。
窓から漏れる灯りが暖かく感じられる季節です。
色付く木の実や、
巣材を運ぶ鳥。
空に昇る月や、一番星など。
眺めていると1つのストーリーの中に入り込んだような気持ちになります。
展示中の Wall Piece は、online store でも同時販売しています。
物語のかけらを持ち帰ることができるのは、こうした展覧会の醍醐味かもしれませんね。
会期も残すところあと1週間となりました。
お散歩がてら、ぜひお立ち寄りください。
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