こんにちは、doinel スタッフです。
蒸し暑い夏。自然と手が伸びるのは、透き通ったガラスのもの。
今日はチェコの職人によるマウスブローグラスをご紹介します。
ボヘミアンガラス工芸は良質な森林資源に恵まれたボヘミア地方(現在のチェコの西部・中部)で13世紀に始まった伝統的なガラス産業です。その主流は、グラヴィールと呼ばれる彫りこみやカッティングが施された、豪華で瀟洒なイメージのもの。
ところが、ボヘミアンガラスには加飾のないものも存在しており、doinel で扱っているのは手吹きの繊細なゆらぎが感じられるような、とてもシンプルなグラスです。
テーブルから飲み口に向かって心地よい角度で立ち上がる、究極にシンプルなこのグラスは、「グラス」という形が確立された初期の頃、ミルク用として作られた形状を元に作られています。
当時はもっと分厚く重さもありましたが、現代に馴染むようにリモデル。ガラスならではの繊細な美しさを残しながら、薄すぎずデイリーに扱いやすい程よい厚みに仕上げられています。工程上できる底面のツノのような部分もさりげないポイントに。
クリア、スモーク、グリーンの3色があり、ヴィンテージグラスを思わせる淡色は、テーブルシーンに少しの緊張感と静寂をもたらしてくれます。
口あたりの良いグラスは飲み物が一段と美味しく感じられるのが不思議。ドリンクはもちろん、デザートカップとしても便利で、スタッキングも可能です。
ステムのない Wine Glass は日常使いにぴったりで、あらゆる食器とも相性が良く、夏の様々な場面で涼を与えてくれそうです。
online store でもお求めいただけます。
ぜひご覧ください。