11月末から、長く暗い冬が訪れるというフィンランド。
doinel では 2018年より毎年11月に “Marraskuu” (マッラスクー) と題して、フィンランドの秋をテーマにしたマッティ・ピックヤムサのエキシビションを開催してきましたが、今回はこれまでで最も冬の気配を間近に感じさせる会場の雰囲気となりました。
冷たい寒さへと空気が切り替わる、ちょうど今の季節にぴったりの色合いです。
“Marraskuu” (マッラスクー) はフィンランド語で 11 月という意味。
秋から冬に向かう時期のメランコリックな気分を帯びた単語です。
淡いグレイッシュなブルーの壁面を彩るのは、冬支度を急ぐ木々や鳥たち。
森にひっそりと咲く架空の花や蝶々も姿を見せながら、透明感のある色彩でこの季節の儚さを伝えています。
プライウッドにコテで模様を焼き付け、その上に水彩で淡く色付けを重ねた木製の壁掛け作品 “Wall Piece”。
マッティがすべて自身の手作業で生み出すアートピースは、平面と立体の両要素を持ち合わせ、絵本から飛び出したモチーフのような親しみやすさがあります。
味わい深い焼き跡の濃淡や、じんわりと滲む儚い彩色。
近づいて繊細な模様を、離れてフォルムと色を、様々な角度から楽しむことができ、壁に落ちる影もアクセントになる “Wall Piece”。
フレームを用意する必要がなく、更にとても軽いため細いビスでも十分に留まるのも魅力です。
作品は 12月15日(火) まで、doinel 外苑前店舗 にて展示中。online store でもぜひご覧ください。
▼2020年11月27日(金)より 12月15日(火)まで、
doinel 外苑前店舗 にてマッティ・ピックヤムサのエキシビション‘MARRASKUU’を開催中。
https://doinel.net/store/18791
▼全ての販売作品はこちらから。展示中の作品も順次アップしていきます。
https://doinel.net/product/brand/matti-pikkujamsa
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