花弁の1枚1枚に、プリーツのように折り込まれた繊細な表情。
その中心にアクセントを添える小さな葯の集まり。
一つ一つが絶妙なニュアンスカラーで彩られた Marianne Huotari の Ceramic Flowers は、
力強さもありながら安易な華やかさとは異なる詩的な佇まいで、静かにその存在を訴えてきます。
先週末からスタートした Marianne Huotari の作品販売。
一枚一枚手作業で形作った小さな陶のパーツを重ね合わせ
微妙な色彩に焼き上げた「Ceramic Flowers」は、
枯れることなく無限に咲き誇る花々によって
観る者を魅了したいというマリアンネの想いから生まれました。
壁に咲く個性あふれる陶器の花々は、フルブルームに見せる一瞬の表情をとどめて
無限にその美しさで目を楽しませてくれます。
無意識に花に対して求めていたような、慎ましさの奥に逞しさを秘めた姿。
そのしなやかな佇まいには励まされるような思いもします。
彫刻的な存在感とともに、テキスタイルのような親しみやすさを持ち合わせた Marianne の作品。
online store で全作品をご覧いただける他、
外苑前店舗では 7月14日(火) まで展示も行っています。
独自の存在感を放ちながら、空間に調和する詩的な存在感をぜひお楽しみください。
≫ staff blog TOPページ
https://doinel.net/journal/category/blog