doinel に、1823年より続くウィーンの由緒あるガラスメーカー LOBMEYR（ロブマイヤー）のガラスプロダクトが入荷しました。

ハプスブルク家から皇室御用達の称号を受けるなど、古くから世界的に評価され続ける LOBMEYR。
6代目となる現在まで家族経営を守り続け、今日もなお卓越した職人とともに、拡大よりも品と質の良さを重視したもの作りに取り組んでいます。

doinel が紹介する “Normal-Special” はイギリスのデザイナー Ilse Crawford（イルス・クロフォード）が 2018年にデザインしたもの。
伝統的なメーカーが現代に打ち出す新たなコレクションです。

上質なのはもちろんのこと、日常のグラスとしても扱いやすい存在感で LOBMEYR ならではの美しいガラスの質感がテーブルに輝きを添えます。

さらに印象的なのは、無鉛のクリスタルを使い口吹きで仕上げられるグラスタンブラーの展開です。
同じデザインで厚みの異なる 3タイプがあり、
目に見える違いや、手に持った時の重み、口に触れた時の感覚など、
あらゆる知覚を使って微妙な差を楽しむことができるというもの。
確かにグラスが落とす影も違えば、厚さによって重さや持った時の感覚も全く異なります。

シンプルで普遍的なフォルムながら、
視覚だけではないアプローチでその存在感を訴えかけてくるグラス。
小さな驚きを与えてくれる知的なコンセプトに、好奇心がくすぐられるアイテムです。

また、今年は日本とオーストリアの友好150周年。
LOBMEYR と同じくウィーン生まれのフレグランスブランド WienerBrut についてもまた後日ご紹介しますね。

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