Glassware without Function
ガラスの鮮やかな色と大胆な厚み。デザイナー/アーティスト 高橋徹雄さんによるガラス作品「Cream」です。

「Cream」は機能を加えないことを機能とする、円筒を出発点とした作品。透明度の高いガラスが色彩の遊びと有機的なフォルムを引き立てます。

高橋さんはヨーロッパや日本でデザイナーとして活動する中で、工業デザインではない一から手で形作る手仕事に興味を持ち、身近にあるガラスの透き通る美しさに惹かれて、吹きガラスでの作品制作を始めました。

ガラス作品「Cream」は、液体と固体の中間のクリームのように、デザインと工藝が交わる曖昧な境界線を、ミニマルな色彩の配置と円筒への追求で表した器です。

高橋徹雄さんがデザイン、ガラス職人さんが制作を担当したフラワーベース。ガラスならではの存在感をシンプルに生かした、大胆な色の組み合わせを楽しむことができる作品です。吹きガラスでの制作過程の中で、径を合わせて別々に成形したパーツをつなげて一体化させる、インカルモと呼ばれる高度な技法で製作されました。

言語や創作ジャンルの垣根を越えて融合、発展していく思考の過程に現れたガラス作品。用途を考えても良いし、考えなくても良い。厚みのあるガラスならではの存在感をお楽しみください。





