東京を拠点に活動する木工作家、嘉手納重広(かでな しげひろ)さんによるキーリングです。
幾何学的で無機質なイメージから、有機的で柔らかな曲線まで、さまざまな要素を軽やかに選びとり作品をつくり出す嘉手納さん。マグネットを用いることで独特の浮遊感を纏ったオブジェは、あらゆる先入観を超えて作品の中に意外性とともに美しい調和を生み出します。
「キーリング」は、真鍮製のキーリングに握り心地のいい滑らかな仕上げの木製パーツを組み合わせたもの。染色、塗装、剥離など手間の掛かる工程を経たカラーも魅力的で、日々使い込むほどにツヤが増し、味わい深い経年変化が楽しめます。
木と真鍮の異素材のバランスが新鮮な、程よくエッジの効いた存在感は、バッグにつけてチャームとして楽しむのもおすすめ。いつでも携行できるオブジェとして、日常の中でぜひお楽しみください。
item details
カラー:natural, black, white
サイズ:約 9.5 × 4.5 cm
素材:栗材、真鍮
・天然の木材を使用しているため、写真に写らないもともとの表情や色の差異が見られることがございます。素材の個性や風合いとしてお楽しみください。
・天然素材を用いたハンドメイドのため、サイズや形、木目や色の出方には個体差がみられます。
Shigehiro Kadena
嘉手納重広(かでな しげひろ)さんは 1978年に沖縄県に生まれ、現在は東京を拠点に活動する木工作家。知人のために手製の木彫品を作成したことをきっかけに木に興味を持ち、木工を志すようになりました。
幾何学的で無機質なイメージから、有機的で柔らかな曲線まで、さまざまな要素を軽やかに選びとり作品をつくり出す嘉手納さん。マグネットを用いることで独特の浮遊感を纏ったオブジェなど、あらゆる先入観を超えたものづくりの感覚は、作品の中に意外性とともに美しい調和を生み出します。
あらかじめ設計しすぎず、作りながら素材の個性を観察し、その時々の感性や手の動きと対話しながら「形」に出会っていくという制作スタイル。深い探究心と好奇心が伝わる作品群は、独自のバランス感覚で観る者にも新しい発想や視点を与えてくれます。