神奈川県を拠点に活動する木工作家の田澤祐介さんのコーヒーカップです。
コロンとした丸みを帯びたフォルムに愛着の湧く小ぶりのカップ。
口に触れた時に心地よく感じられる薄さで仕上げられ、コーヒーに限らず様々な飲み物が美味しく感じられます。ざらつきのあるマットな質感と、木の器ならではの柔らかな感触も特徴。
調和のとれた美しく穏やかな佇まいは、手に取る度、また目に映る度に癒しとなってくれそうです。
◯蒔地
木地に直接漆を塗り、砥粉(とのこ/ 粘土を焼いて粉にしたもの、もしくは砥石を山から切り出す時に出る石の粉末)などを蒔いて付着させる技法。
凹凸のある質感に仕上がり、傷なども目立ちにくい。
item details
素材:サクラ/ 蒔地
カラー:透白
サイズ:約 W7.4cm / H6.2cm
・色合いやサイズには個体差がございます。あらかじめご了承ください。
・電子レンジ、食器洗浄機、乾燥機などはお使いにならないでください。
・研磨剤入りの洗剤や、タワシ、固いスポンジの使用は、擦り傷の原因となります。
台所用中性洗剤でやわらかいスポンジで洗ってください。
・洗浄後は水気をよく拭きとり、一晩ほど通気のいい場所に置いて乾かしてからしまってください。
・長く湯水に付けたままにしないでください。
・金属製のフォークやナイフなどの使用は、傷がつきやすいので避けてください。
・直射日光に長時間さらさないようにお気をつけください。変色の原因となります。
Yusuke Tazawa
神奈川県にて「森想木工舎」として活動する木工作家 田澤 祐介さん。農学部で森林について学び、森の調査員の仕事に就いている時に木工を志し、北欧家具の修理職人などの経験を経て作家に転向。木についての造詣が深く、器から家具まで幅広く制作しています。
漆と砥石の粉を塗り重ねることで陶器のような独特の表情を持つ漆器など、欧米化した現代の生活にも違和感なく寄り添う繊細なフォルムの作品を手がけています。