Takashi Endo

Mug – black

4,400 yen(税込)

soldout

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神奈川県山北町を拠点に活動する陶芸家、遠藤岳(えんどう たかし)さんによるマグカップです。

荒いテクスチャーを理想の質感としながら、一方で薄くシャープな造形に惹かれるという遠藤さん。
これらを一つの器で両立するため、粒度の荒い伊賀の土と可塑性に優れた信楽の土を混ぜて使用することで、独特の風合いと洗練されたシルエットを同時に実現しています。
また、無駄のないミニマルなフォルムを印象付ける黒い素地は、冷却還元(炭化)という焼成方法によってより深い色合いに仕上げられたもの。心地よい緊張感を宿しながら、素材の味わいと存在感を際立たせています。

ストレートなシルエットが端正なマグカップは、薄い飲み口で口当たりが心地よいアイテム。温かいコーヒーやお茶はもちろん、氷を入れた冷たい飲み物にもおすすめです。
 

冷却還元(炭化)という焼成方法について
通常は焼成時に炉が最高温度に達した後、燃料の供給を止めて冷却していきます。遠藤さんの場合、冷却時にも燃料の供給を続け素地に炭素を吸着させます。これにより素地をより黒く仕上げています。

器の縁の凹凸について
伊賀の土には「長石」というごく細かい石が多く含まれています。
その長石が縁のような薄い部分にあると、焼成した際に熱により排出されたり、小さいものであれば溶解されます。そのため縁の部分に欠落したような凸凹が見られる場合がありますが、破損による欠けではなく素材の特性によるものです。あらかじめご了承ください。(※ 下の画像参照)
 

item details

サイズ:約 φ 6.5 x H 7 cm(with handle 約 W 8.5 cm)
素材:陶器

・1点ずつ手作業で作られているため、形状や色合い、質感等には多少の個体差があります。画像のものと同一ではなく、またお選びいただけないことをご了承ください。
・表記サイズは目安としてお考えください。
・電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。

Takashi Endo

遠藤岳(えんどう たかし)さんは、1974年 神奈川県横浜市出身の陶芸家。現在は神奈川県山北町を拠点に活動しています。

荒いテクスチャーを理想の質感としながら、一方で薄くシャープな造形に惹かれるという遠藤さん。それらの要素は、長石というごく細かい石を含む粒度の荒い伊賀の土に、可塑性に優れた信楽の土を混ぜることで両立を実現しています。さらに冷却還元(炭化)という焼成方法を用いることで、素地をより黒く仕上げているそう。

細部まで意識の届いた無駄のないミニマルなフォルムに、触れた時の重みや手触り。心地よい緊張感を宿した作品の存在感から、作り手の鋭敏な感覚と揺るぎない美学が窺えます。

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