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Asako Yagi Exhibition 2015 色合わせを楽しむためのガラス

2015.07.20

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— やわらかな色とマットな質感のガラス
7月25日(土)から8月11日(火)の期間、doinel にて3回目となる八木麻子さんの展覧会を開催いたします。アクセサリー、オブジェ、花器、食事のためのプレートなど、やわらかな色彩と質感を楽しめる作品を発表している八木麻子さん。板ガラスを用いた「キルンワーク」という技法により、手に触れた時のマットな質感や細やかなグラデーションなど、 質感や色のニュアンスをコントロールして作られる作品は、ガラスの新たな魅力と可能性を感じさせてくれます。作品と同様にやわらかな雰囲気を持つ八木さん。その作品は同世代の女性から料理好きな男性、スタイリングにこだわる料理家の方まで、幅広い層からの注目を集めています。
※キルンワーク:ガラスを組み合わせて電気炉に入れ加熱し、変形・融着させる手法

— 食材との色合わせを楽しむ、やわらかでグラフィカルなフラットプレート
今回も引き続き「色合せを楽しむためのガラス」をテーマに、八木さんのガラス作品の特徴であるやわらかで微妙な色と氷砂糖のようなマットな質感に注目しつつ、かわいらしいだけではない、グラフィカルなオブジェとしての側面をクローズアップして、食材との色合わせを楽しむご提案をいたします。料理に合わせて器を選ぶのではなく、プレートの色や形をきっかけに料理や食材をイメージしてみるのも楽しいはず。「色合せを楽しむためのガラス」の提案は、そんな発想から始まりました。八木さん独特のやわらかな色合いと、そのやさしいニュアンスを引き締めるようなグラフィカルなパターンは、いつもの食卓、おなじみの食材にも新鮮な視点を与えてくれそうです。

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— 八木麻子さんから本展によせて
「日々の食事の時間を過ごすとき、それがレストランでなくても、思わずその瞬間を切り取りたくなるような美しい風景があると思います。そのお手伝いをガラスのうつわというかたちで出来ればと考えています。ガラス独特の色や質感を生かした技法で、制作をしています。今年は、かたちやパターンでも少し遊び心のあるデザインのものをお作りしています。食卓に映える、プレートのいろいろな表情をご覧いただければ幸いです。」

八木麻子 http://yagiasako.com/
1987年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻工芸工業デザインコースを 2012 年に修了。 氷菓子のような繊細さと優しい色合わせが絶妙なガラス表現で、在学中から注目を集めてきた作家。オブジェ、アクセサリー、プレートなど用途を問わず、ガラスの魅力を伝える作品を発表している。2014年から群馬県太田市の工房にて制作を行っている。

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お料理とスタイリング:たかはしよしこ
撮影:前田景

本展メインビジュアル
 ”アスパラガスのズッキーニ巻き 黄色い野菜と赤と緑のソースを添えて”
他2点の画像
 『Chic Chic』-チクチク-(三栄書房)たかはしよしこさんの連載『器からかんがえる季節の一皿』より
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2014年展覧会時の八木さんのインタビューも併せてご覧ください。
http://doinel.net/asako_yagi_exhibition