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Jonas

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スウェーデンのキッチンブランド、Jonas。創業者、フィリップ・リンデンがペストリーブラシの生産を Linden 社として始めたのが1932年。その後、 同社はキッチンブランドにJonas の名をかざし、数多くのアイテムを開発し続けてきました。Jonas の商品は現在でもほぼすべての製品をスウェーデンの工場で製造しています。
Jonas は、「商品開発」と「人の手が介在するモノ作り」を糧として成長を続けてきました。商品開発、それは設備開発の側面からも、他社との差別化の側面からも会社の要でした。Jonasでは一度開発した商品をロングタームで生産が続けることができるようなものにするために、初期開発から熟慮を重ねたうえで、初めの設備投資に力を入れ、その後の設備投資を最小限に抑えています。さらに、クオリティーと品質、安定した価格が保てるよう、各生産工程にバランスよく熟練したスタッフを配置しています。Jonasブランドは、現在でも本国を中心にレストラン(プロユース)での流通を主としています。それはまたサイズ感などの使い易さとクオリティーを重視したモノづくりをしている証でもあります。

Episode

Jonasのブランド名は、世界で初めてJonasが生産をし
現在でもアイコンアイテムとなっているステンレスのじゃがいものピーラーに因み
アフリカから初めて、スウェーデンにじゃがいもを持ち込んだ人物、Jonas Alströmerから名付けられました。

ステンレスは特性上、型やラインを整えるのに設備投資が必要です。
その為、中産のメーカーでは量産ではなく既存の型から様々な派生製品を考えます。
Jonasでは新しい型を作るのには3年以上の期間を設け、一度作られた型は10年以上使われるそうです。
1950年、試行錯誤の後、じゃがいも用のピーラーは “完成されたプロダクト” として開発されました。
それはまた、必然的な背景をもって生まれた製品でもありました。

Jonasでは型を最大限有効に使うという姿勢が現在でも生かされています。
1つの商品開発に掛けるエネルギーにと古い型を大事にするという姿勢。
そういった実直さは、Jonasのプロダクトにモノとしての魅力として現れています。

【関連コンテンツ】
JOURNAL DE DOINEL – JONAS アートディレクションや撮影を前田景さんにお願いした、ドワネルジャーナル第2号。今回は「フォルム」をひとつのテーマにしたビジュアルを作っていただきました。Jonasスウェーデンの現地工場で撮影した動画などもあり、Jonasのモノとしての魅力と背景などをご紹介しておりますので、ぜひお楽しみください。